日本磁気科学会 The Magneto-Science Society of Japan

 

 

  磁気科学ギャラリー 磁気浮上
番号 タイトル 説明
カエルの磁気浮上 上から観察した様子.
水の磁気浮上 上から観察した様子.
ミニトマトの磁気浮上 上から観察した様子.
磁気浮上した水滴中のイトミミズ 横から観察した様子.
プラスチックの磁気分離

プラスチックチップ(ポリエチレンとポリスチレン),または3種類のプラスチックチップ(ポリエチレン,ポリスチレン,ナイロン)を1cm×1cm×4cmの透明容器に入れて磁気浮上させます.動画では浮上している様子がわかるように,容器の高さを変えたり,ゆすったりしています.磁化率の違いにより浮上する高さが異なります.磁気浮上によりプラスチックの分離が可能です.

参照論文:Y. Tanimoto, M. Fujiwara, M. Sueda, K. Inoue, and M. Akita, jpn. j. Appl. phys., 44, 6801 (2005).

  磁気科学ギャラリー その他
番号 タイトル 説明
ろうそくの炎の磁場効果 小型電磁石のポールに三角形の鉄棒を貼り付け,磁場勾配を大きくします.そこにろうそくを置くと実験条件により炎の形はドーナツ状,傘型,ラッパ状と面白いように変化します.
KI電極反応の磁場効果

KI水溶液の電極反応により,陽極にI2(I3-)が生成します.1T以下の磁場の印加により,溶液の対流が起こっていることがつぶさに観察されます.

参照論文:I. Uechi, M. Fujiwara, Y. Fujiwara, Y. Yamamoto, and Y. Tanimoto, Bull. Chem. Soc. Jpn., 75, 2379 (2002).

銀樹成長の強磁場効果

Ag++Cu -> Ag+Cu2+の反応を15T中で行うと,析出するAgデンドライトの先端が歳差運動を行います.もちろん0Tでは歳差運動はしません.

参照論文:A. Katsuki and Y. Tanimoto, Chem. Lett., 34, 726 (2005).

銀樹パターンへの磁場効果 直径50 mmのシャーレに直径18 mmの銅ワッシャーを入れ、0.5 mol/L硝酸銀水
溶液10 mLを加える。
動画左はゼロ磁場、右は直径30 mmのフェライト磁石上にシャーレを置き0.09 Tの
磁場を印加。詳細はBull. Chem. Soc. Jpn., doi: 10.1246/bcsj.20130168を参
照ください。